• 参加するには
  • 教室
  • noteの記事
  • スケジュール
  • blog
  • 教室で使う本
  • About
Menu

e-cor エコール フランス語コミュニケーション教室

新潟県新潟市・三条市のフランス語教室
  • 参加するには
  • 教室
  • noteの記事
  • スケジュール
  • blog
  • 教室で使う本
  • About
        日々是々 フランス語とわたしの冒険

        日々是々 フランス語とわたしの冒険

Radio france
Radio france

touch的フランス語学習

September 20, 2010

 FIP@iPod touch

ipod touch 4th が届きました。 音楽にも、もちろん使いますが、主な使用はやっぱり職業柄、辞書機能になりそう。

早速、プチロワイヤル(和仏・仏和)、Larousse(仏仏辞典)、Collins(仏英・英仏)を入れました。 仏和仏と英和英・英英の入った電子辞書は5万弱で買ってここ7,8年大活躍してきたのですが、仏仏・英仏英がないのが唯一の弱点。Le petit Robertの入った電子辞書を新たに買うかどうか3年程悩んでいました。 プチロワは6,000円と少々値が張りますが、Larousseなんて600円です。気が抜ける値段。

もうひとつうれしかったのは、無料でRadio Franceのチャンネルが全部聞けてしまうアプリがあったこと。 世界のインターネットラジオを聴けるものもダウンロードしました。 もともと付いている機能に、googleマップがあってこれも便利至極です。バルト三国の順番がわからなくなったりした時などに。そういえば、生徒さんがパリのメトロマップのアプリを使っていましたっけ。そういうのもどんどん入れられる。

あー、授業用にやっぱりiPad欲しい・・・。 語学にも便利な世の中になりましたなぁ。

と、IT革命万歳ではあるのですが、紙の辞書は必要だと思っています。特に初心者~中級までは。

あれって、ページをめくって単語を調べているというその行為が記憶につながっているそうなんです。だから、単語のストックがあまりない状態で電子辞書系を使ってしまうと、記憶に残らないから簡単に忘れてしまう。

初心者に辞書を引いてもらうと、ものすごく時間がかかります。 まだ頭の中にアルファベットの羅列パターンが殆どないので、辞書に当たりをつけて引くことができません。だから、進んだり戻ったりしてやっと目的のところにたどり着きます。

けれど、ページを繰る手の筋肉の動きや、単語を追う目の動きなど全てが記憶されて、それが回数を追う毎に整理されて短い時間で到達できるようになるのだと思います。身体で覚える、ってこと。実際にその時の手の動きなんかは意識として覚えてはいないけれど、脳の記憶媒体にはそういうことも含めてトータルで記憶されるんじゃないかと思います。

その辺を一切省いていきなり電子辞書を使ってしまうと、辞書が親切に当たりをつけてくれたリストから選ぶだけでいいので、身体は殆ど動かさずに済みます。「当たりをつける」ということも、回数こなしてだんだん先が読めるようになるわけだから、語学的勘のようなものも培うことができなくなってしまいます。

自主的に作り出した記憶する手がかりのようなものが少ないから、思い出す時のとっかかりも少なく定着しにくくなるのじゃないでしょうか。

・・・とはいえ、クリックするだけで活用や発音までスイスイ出てくる辞書アプリは機能としてはすごいです。

すごいと言えば、このプチロワアプリをものめずらしそうにいじくっていたナビ君が、活用の発音を一回聞いただけで完璧にコピーして口に出したのには驚きました。 しかも、r の発音だらけで日本人を悩ませる「rire(笑う)」の未来形・・・うぬぬ。普段から耳を鍛えているだけあるな・・・

ところで、絶対音感があるからといって発音も上手にできるとは限りません。 例えば、フランス語を話すフランス語ネイティブでない音楽家が、全員美しい発音で話すかというと、そうではないです。正確に聞き取る能力と、それを正確に発音する能力はまた別物なんだよなぁ。 ちょっとフランス語やってみたら?と言うと、ナビ君は

「習うのは恥ずかしいから、やるとしたらこのアプリでムッツリ学習※する」と言っていました。

『タッチでムッツリ学習』・・・

※ムッツリ学習:ひっそり篭り、CDやビデオなどでこっそり独学すること。だと思う。

In Labor 学 Tags DELF DALF 対策, フランスのラジオ, リスニング
1 Comment
フランスに来て、一番最初に買った電化製品。電池で動くラジオ。モンペリエのFnacで購入。おっさんくさいところはご愛嬌。

フランスに来て、一番最初に買った電化製品。電池で動くラジオ。モンペリエのFnacで購入。おっさんくさいところはご愛嬌。

DELF / DALF をパスする勉強の仕方(リスニング編)

April 3, 2007

DELF/DALF対策、と言っても、人はさまざまなタイプがあります。 性に合った勉強法というのは五感の何が優れているかというのにも関係があるようなので、自分のpoint fort(強み)は何かと言うのを知っておくと、私のように無駄な努力をせずにすみます。 本田40式認知特性テストで一度調べてみるといいかもしれません。 私のように、聴覚タイプと思っていたら実はバリバリ視覚・3Dだったということで、いままでの自分の勉強法ががっつり間違っていたってこともあります。「好き」と「得意」は必ずしも一致しないのですね...。とまれ、 私の勉強方法は「絶対」ではありませんから、参考程度に聞いてくださいませ。 さて、今日は、今から始めて試験頃には自信がつくリスニング対策です。

ちなみに、仏検対策はこちらのページになります:

  • 仏検の読解問題にどうしても必要な力 (1)  辞書の頼り過ぎにご注意という話。
  • 仏検の読解問題にどうしても必要な力 (2) 実践、読解問題。いきなり本文を読み始めない!
  • 仏検の読解問題にどうしても必要な力 (3) 流れは状況補語と接続表現。まだ読みません。
  • 仏検の読解問題にどうしても必要な力 (4) 引っ掛けのワナを華麗にスルー。やっと読みます。の予定。
cah3-bk.png

各分野の目的を知ること

DELF/DALFの要項を見ると、試験の内容が分かれています。

口頭(Oral)では

Compréhension de l'oral(CO) Production de l'oral (PO)

筆記では

Compréhension de l'écrit (CE) Expression (Production) de l'écrit (PE)

これは、ただただ分かれているわけではなく、それぞれの能力をより明確に評価するための分野分けになっているのです。

まず、チャレンジする方々に知っておいてもらいたいのは

それぞれのカテゴリーの「目的」が何なのかということ。

たとえば「Compréhension」では、「理解力」があるかどうかを評価します。 なので、たとえば1点の問題で、自由表記、自由回答の場合(つまり、マークシートで選ぶものでない)あなたの答えの文法が間違っていようと、表現が不適切であろうと、問われた内容に当てはまる答えを出せば、 1点貰えるのです。 ちょっと肩の荷が下りませんか? 要は、あなたが問題のcontexte(内容)を理解し、問いを理解している、ということを証明できれば、高度なことを書いたり述べたりする必要はありませんし、文法とか表現力について、「Compréhension」の分野ではそれほど気にしている時間がないのです。

会話でリスニング訓練は効率が悪い?

Oralはリスニング力と口頭での表現力を問われます。 フランス語を話すお友達と会話で鍛えるというのは、「表現」の分野ではとても有効な方法です。まず、「外国語をしゃべる」という状況にすんなり入っていけるからです。 けれど、DELF・DALFのリスニング力を鍛えるには、実は、イマイチがつんと来る手法ではないのです・・・。

試験でよく使われるのは、ミニダイアローグであったり、レベルが上がるとラジオの録音だったりします。特にDALFになるとラジオのルポタージュが多いです。

Parenthèse : 私がフランス人と会話していてよく思うことなのですが、 初対面の人だと、どんなに気をつけて話しても、お互いに話がきちんと通じる可能性は、友達や顔見知りと話す時より30%ほど落ちてしまいます。 これは、ある意味仕方のないことで、マインドの影響が多いからだと思います。慣れていないフランス人は、私が発言したり話しかけたりするとき、非常に緊張してなんとか私のアクセントを聞き取ろうとするため、妙なtensionが一気に上がります。私の言うことがわからなかったら私を傷つけてしまう、という心配りからなのでしょうが、実は裏を返すと

「こいつの言うことは注意して聞かないとわからない、なぜなら外人だから」

と、思い込んでいることからくるのです。

もちろん、こちら側も「私の表現変じゃないかしら」「意味通じるかしら」と不安から力んで発音したりして、お互いに相互理解を阻んでいるというおかしなことになります。

ヨガをやっていて、身体の固まっている状態を伸ばしていくとき、痛いのを防ごうとものすごい力を入れているのに気がつきます。呼吸を繰り返していくうちに、それがふっと緩むときがあり、まるで「かぱ」と身体のふたが開いたような感覚を持ちます。 リスニング力も、身体に力が入っていると、全身のふたがびしっと閉まってしまうのです。 Parenthèse 閉めます(笑)。

それでも、生の人間に向かい合っているときには意思疎通が、見えたり聞こえない部分でできます。いわゆるテレパシーのようなものですが、思いというのは通じる力があるからです。 けれど、試験の時目の前にあるのは無愛想なスピーカー。そしてこちらは非常に緊張した状態。これでは普段わかることもブロックかかりまくりなのです。 ラジオやテレビは時間が限られているのもあり、独特の表現もあるため、ものすごく早く感じてしまいます。いくら普段友達と会話するのに慣れていても、このスピードについていくには、とにかく慣れるしかないのです。

cah3-bk.png

効果的なリスニング対策

とにかく、ラジオを聴く!

フランスのラジオはネットで聞くことができます。 これが総合サイト。ここから好きなラジオ局に飛ぶことができます。 Radio France 試験によく出されるのは、

  • France culture
  • France Info

France cultureはインテリチャンネルとして名高く、難しいことを言うコメンテーターがよく出てきます(笑)。でも、世界の国々のルポタージュとか、画家・作家についてのドキュメンタリーとか、ラジオドラマとかやりますから、興味のある時間帯を聞いてみるといいかもしれません。上級用かな? France Infoは、繰り返し繰り返し一日中ニュースを流し続ける番組です。1ターンがすごく短いですからDELFにはもってこい。ニュースや天気予報の録音などが使われます。ただ、結構味気ないので一日中聞いていると嫌になってくることも。

私が個人的に好きなのは、

  • France Inter
  • FIP

の二局。 France Interもニュースが主なのですが、様々な分野のゲストを読んでインタビューする「L'Heure bleue」や、専門家を呼んで今話題になっていたり、問題になっていることについて討論したり紹介したりする「Tête au carré」なんかが面白いです。テーマも、文化一般から国際・経済・若者文化と豊富。視聴者と繋いで直接意見を聴いたりするので、表現力やフランス語独特の癖なんかも聞けて面白いです。視聴者が超緊張してたりすると笑えます。アナウンサーも聞きやすいしゃべり方をする人が多いです。

FIPは、試験対策にはあまり向いていません。音楽チャンネルですが、ほっと一息つくにはちょうどいいです。時間ごとにトピックスを入れてくれるので、それが結構リスニングには向いているかもしれません。

cah3-bk.png

耳だけ訓練しても足りない

リスニング力は一朝一夕にはつきません。毎日の積み重ねがものを言います。 疲れた時にBGMとして聞く時と、リスニング訓練として聞くときのメリハリをつける。

また、試験対策として聞くときは、メモを取る練習が必要です。 ニュースであれば、5W1Hをさっとメモできるように。

  • Qui (だれが)
  • Quand (いつ)
  • Quoi (なにを)
  • Où (どこで)
  • Comment (どうやって)
  • Pourquoi (なぜ)
  • Résultat/Conclusion (結果/結論)

に、ポイントを絞って聞く癖をつけておくのです。 長くなりましたが、今日はこの辺で。 Bonne chance !

In Labor 学 Tags DELF DALF 対策, フランス留学記, フランス語学習法, リスニング
2 Comments

LATEST POSTS

Featured
Mar 21, 2018
使える!フランス語辞書アプリ
Mar 21, 2018
Mar 21, 2018
Mar 19, 2018
使える!フランス語辞書 紙版
Mar 19, 2018
Mar 19, 2018
Mar 14, 2018
フランス語学習最強ツール:初級編
Mar 14, 2018
Mar 14, 2018
Mar 9, 2018
仏検の読解問題にどうしても必要な力 (4)
Mar 9, 2018
Mar 9, 2018
Nov 12, 2017
仏検の読解問題にどうしても必要な力(3)
Nov 12, 2017
Nov 12, 2017
Oct 24, 2017
仏検の読解問題にどうしても必要な力(2)
Oct 24, 2017
Oct 24, 2017
May 25, 2016
仏検の読解問題にどうしても必要な力(1)
May 25, 2016
May 25, 2016
Jan 21, 2014
岡本かの子の描くパリジャン的日本紳士
Jan 21, 2014
Jan 21, 2014
May 5, 2013
文法を学ぶということ(後編)
May 5, 2013
May 5, 2013
May 5, 2013
文法を学ぶということ(中編)
May 5, 2013
May 5, 2013
blog archive
  • March 2018 4
  • November 2017 1
  • October 2017 1
  • May 2016 1
  • January 2014 1
  • May 2013 3
  • March 2013 1
  • January 2013 2
  • December 2012 1
  • September 2012 3
  • August 2012 1
  • May 2012 1
  • April 2012 1
  • March 2012 2
  • February 2012 1
  • September 2011 2
  • August 2011 2
  • July 2011 3
  • June 2011 5
  • May 2011 3
  • March 2011 4
  • January 2011 3
  • December 2010 5
  • November 2010 6
  • September 2010 2
  • August 2010 3
  • July 2010 1
  • June 2010 1
  • April 2010 3
  • March 2010 3
  • February 2010 2
  • January 2010 5
  • December 2009 3
  • November 2009 6
  • October 2009 7
  • September 2009 6
  • July 2009 4
  • June 2009 1
  • May 2009 2
  • April 2009 2
  • March 2009 8
  • February 2009 1
  • December 2008 2
  • November 2008 6
  • October 2008 10
  • September 2008 5
  • August 2008 5
  • July 2008 8
  • June 2008 11
  • May 2008 17
  • April 2008 8
  • March 2008 10
  • February 2008 7
  • January 2008 17
  • December 2007 11
  • November 2007 8
  • September 2007 1
  • August 2007 2
  • July 2007 1
  • June 2007 8
  • May 2007 5
  • April 2007 12
  • March 2007 6
  • February 2007 2
  • January 2007 6
  • December 2006 2
  • November 2006 7
  • October 2006 14
  • September 2006 12
  • August 2006 3
  • July 2006 1
  • June 2006 7
  • May 2006 5
  • April 2006 6
  • March 2006 9
  • February 2006 12
  • January 2006 7
  • December 2005 6
  • November 2005 6
  • October 2005 1
Lesson archive
  • November 2019 1
  • September 2019 1
  • August 2019 1
  • July 2019 1
  • May 2019 1
  • April 2019 1
  • March 2019 1
  • January 2019 1
  • December 2018 1
  • November 2018 1
  • September 2018 1
  • August 2018 1
  • July 2018 1
  • June 2018 1
  • May 2018 1
  • March 2018 2
  • February 2018 1
  • December 2017 1
  • November 2017 2
  • October 2017 1
  • September 2017 1
  • August 2017 1
  • June 2017 2
  • April 2017 1
  • March 2017 2
  • February 2017 1
  • December 2016 1
  • November 2016 1
  • October 2016 1
  • September 2016 1
  • August 2016 1
  • July 2016 1
  • June 2016 1
  • May 2016 1
  • April 2016 1
  • March 2016 1
  • February 2016 1
  • January 2016 1
  • December 2015 1
  • November 2015 1
  • October 2015 1
  • September 2015 1
  • August 2015 1
  • July 2015 1
  • May 2015 2
  • April 2015 1
  • March 2015 1
  • February 2015 1
  • January 2015 2
  • December 2014 1
  • November 2014 1
  • October 2014 1
  • September 2014 1
  • August 2014 1
  • July 2014 1
  • June 2014 1
  • May 2014 2
  • April 2014 1
  • March 2014 1
  • February 2014 1
  • January 2014 1

Powered by Squarespace