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e-cor エコール フランス語コミュニケーション教室

新潟県新潟市・三条市のフランス語教室
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        日々是々 フランス語とわたしの冒険

        日々是々 フランス語とわたしの冒険

20081217_545773.jpg

接続法の季節

December 18, 2008

coldplay CLOCKS
最近車中からの写真が多い・・・ラジオでColdplayがかかっていて、空が曲のイメージに合っているような気がしたので赤信号でシャッターを切る。

***

12月、ecorで恒例になっているのが「年賀状、クリスマスカードの書き方」。 24日、奇しくもイヴに授業のあるNHK文化センターパッション!フランスでも行います。

こういったカード類は、主語・動詞を使わない名詞句だけで表現できるので、初心者にも向いていますよね。

日本ではあまり聞きませんが、クリスマス休暇前には

Bonne fête de Noël ! (楽しいクリスマスパーティーをね!)

という挨拶をします。あちらでは、クリスマスというと日本のお正月みたいなものですから、家族で集まってパーティーを開くのが前提ということでこういう挨拶をするんですね。もちろん、これをクリスマスカードに書いてもOKです。

ノエル、年賀状共によくに使うベーシックな表現「Je vous souhaite...」は「手紙」の授業でだいぶおなじみになってきましたが、今年は少しレベルを上げて接続法を使う節の作り方も覚えます。

接続法の活用

Je souhaite que vous passiez un joyeux Noël. (あなたが喜び溢れるクリスマスをお過ごしになることを願っております。)

ここで何度も熱く(暑苦しく?)訴えています、接続法はびびらず、直説法現在形と同じ時期に一緒に覚えるべし!

接続法、毎度思うのですが、日本語の辞書や教科書の活用表にはなぜqueをつけて書かれていないんでしょうか??? フランスで買えるベシュレルなどの活用表には

que j'aime que tu aimes qu'il aime qu'ils aiment que nous aimions que vous aimiez

と書かれているのが普通です。なぜか、というと接続法はqueの後にしか出てこないから、という、「例外」だらけのフランス語文法の中ではめずらしく明白な理由があるのに!

接続法は第2節に出てくるのが圧倒的に多いのですが、単文であっても、

Qu'il soit maudit ! (彼など呪われてしまえばいい!)

と、que付。

pouvoir, savoir など、活用すると語幹が3つに分かれるベース3というタイプの動詞や、être, avoirに代表される不規則動詞などは接続法の形が特殊なものもありますが、ほとんどの動詞の1・2・3・6人称は、接続法になっても直説法現在形と同じ形になのです。だから、覚えるなら一緒に覚えてしまえばいい。

日本語の「謙譲語」のように、相手に対する気遣いを表現することが働きのひとつである接続法は、「文法」ではなく、もはや「マナー」です。話のポイントが主節の部分(上記で言うje souhaite)ではなく、後ろの部分(上記の接続法vous passiez)に来ているのがこの用法の特徴なんです。

*****

今年は「ヴァーチャル・カード」、いわゆるネットで送るグリーティングカードのフランス版に挑戦!というのもやっています。 L'Internauteサイトは手軽にフランス語のe-carteが贈れます。カードの表現なんかも、ここで研究してみるといいかもしれませんね。

In Cours 教室 Tags subjonctif, フランス語で年賀状, 接続法
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Qui a peur du subjonctif ?

April 7, 2007

chansonKiKiさんのところで、フラ語学習者に非常に恐れられていることがわかった「接続法」 または、「バカ殿法」。「アィーン法」。「シムケン法」 などとわたしは呼んでいます。(なぜなら、活用が「アィーン」と横にずれる音になることが多いので:

ex. Ah, mon dieu! il faut que je m'en aille! (うわ、しまった、行かなくちゃ!)→ allerのsubjonctif. 1e pers. sg(一人称単数)は「アィユ」と発音されます。

だいたいから、日本語にすると文法の単語っていうのは何であんなに恐ろしげになってしまうのでしょう?たかだか「スブジョンクティフ」の分際で。もっさりした発音は12・3世紀から持ち越した古墳並みの古さなのに! 実際、アィーン法は日常生活でよく使われますが、使われるパターンは限られています。 それさえなんとなく覚えてしまえばあとはもっさもっさと発音を楽しむべく、使うに限ります。

というわけで、現在製作中の課題は、「Subjonctifなんて怖くない!」をテーマにしました。何をサポートとして使うと思いますか?

On connaît la chanson.

日本では「恋するシャンソン」というタイトルになっているフランス映画です。 このびっくり箱のような映画は、あらゆるレッスンに使えるFLEの指導者にとってありがたーい素材だと思うんですが・・・あんまり使っている例はないみたい。 もったいないなー。

この映画を見ると、少なくともアィーンのパターンが3,4種類は学べます。 接続法学習を中心にこの映画を通してフランス語を磨く、という授業プランを作っています。実際にこの経験を元にクラスを持つのが楽しみ。うふふ。 こちらにも時間があれば経過を報告できるかな。。。 今日は抜粋部分を原稿に起こすのに半日かかってしまって肩こり・・・。 オディール役のサビンヌ・アゼマの一言がどうしても聞き取れずに半日かかってしまったよ・・・。昨日もヨガし損ねたし、今日は絶対やって寝よう。

In Labor 学 Tags subjonctif, フランス留学記, フランス語学習法, 接続法
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